「日本のさくら名所百選」[財:日本さくらの会]にも選ばれ、毎年、多くの観光客が訪れる前橋市を代表する桜の名所です。約2キロメートルにわたる市道沿いに樹齢約50年、約1000本の桜が咲き誇りさくらのトンネルを作り出します。赤城山の裾野にあり高低差があるため、順次開花し、長く楽しむことができます。さらに、桜並木に接して「みやぎ千本桜の森」が整備され、園内に芝桜が植えられており、桜の開花から少し遅れて芝桜が咲き園内の通路に沿って芝桜が楽しめます。また、園内には各地の桜の木が植えられており、千本桜のソメイヨシノとともに色々な桜を楽しむことができます。
桜の開花にあわせ春には「赤城南面千本桜まつり」が毎年開催されています。
全国に多くの分社を持つ赤城神社は、多数の遺産が眠る赤城信仰の中心地です。ひときわ高くのびる3本の「俵杉」は平将門を滅ばしたことで知られる藤原秀郷の寄進と、伝えられる県指定天然記念物です。西暦1556年の建立記録が残る「惣門」や、神明造の「本殿」、また極彩色に彩られた「本殿 内宮殿」など多くの県指定重要文化財があります。
赤城神社へと続く約3.2キロメートルの参道松並木には、約7千株のヤマツツジが植えられています。
ヤマツツジが開花する4月下旬から5月上旬には、松の緑とヤマツツジの赤で、参道が美しく彩られます。
この地方に多い赤城型民家より一時代古い民家の形式を伝えています。群馬県の農家はほとんどこの建物の形式(間取り)が戦前まで踏襲されて入口の右手(住宅東側)に馬屋が設けられていました。昭和45年に国指定重要文化財に指定された貴重な財産です。
阿久沢家は、阿部宗任の後裔と伝えられ、室町末期に赤城南麓に住みついたといわれています。江戸時代中期には、名主や組頭をつとめた旧家で、この住宅は17世紀末ころの建造とされています。
赤城山の南麓、総面積18.4ヘクタールの敷地に広がる園内は、オールシーズン花ざかりです。正面ゲートを抜けると、目の前に色鮮やかなフラトピア大花壇、赤城山をバックにそびえ立つ高さ18メートルのパークタワーが広がります。5つある観賞温室は、ラン、熱帯花木、ベゴニア、サボテンの温室と季節ごとに様変わりするイベント温室です。その他、イングリッシュガーデン、日本庭園、ちびっこ広場など見どころ遊びどころたっぷり
で大人もこどもも楽しめます。
フラトピア大花壇・花のじゅうたんが見事です!春はチューリップが咲き誇り、イングリッシュガーデンのバラが見応え有ります。
高さ22メートルのオランダ型風車が目印の「大胡ぐりーんふらわー牧場」は、赤城山麓南面に位置し、背後にそびえる雄大な赤城山の景色が楽しめます。牧場内には羊やポニー、ウサギなどの動物が間近で見られるコーナーや複合アスレチックコーナー、簡易宿泊施設としてバンガローやバーベキューガーデンなどもあり、子どもたちに大人気の牧場です。また、牧場の周囲にはたくさんのソメイヨシノが植えられ、春には「さくらまつり」が開かれ、秋には風車のもとで「ウィンドミルフェスティバル」が開催されます。隣接する花木農産物直売所「さんぽ道」では、地元の新鮮な農産物などのお買い物ができます。
花木農産物直売所「さんぽ道」では、地元の新鮮野菜や、その野菜を加工した漬物などを販売しています。生産者が責任をもって自分の名前を付け、自分の手で並べているので、新鮮で安心なうえ、驚くほどお安く販売されています。地元農家手作りの漬け物やおまんじゅう、こんにゃくなどのほかに、花木や庭木なども購入できます。また、店先で売られている「牧場ソフトクリーム」はミルクが濃厚で大人気です。
新鮮な野菜や花木はもちろんお弁当類も販売しております。ドライブ途中で立ち寄り、気軽にピクニック気分を満喫できるのも魅力です。豊かな自然の中で、のんびりと過ごせる道の駅です。
落差32m。赤城山で一番大きな滝。ごう音を響かせて落ちるさまは、迫力満点。緑やアカシヤの花に彩られる初夏、錦織なす秋、氷結する厳冬期など、四季折々の表情で訪れる人を迎えてくれます。滝沢の不動滝へのハイキングは、途中には国定忠治が隠れ住んだといわれる岩穴や江戸時代まで赤城山の修験者たちの修業道場だった滝沢不動尊など見どころたっぷりです。不動大滝駐車場から滝見所を経て滝沢不動尊まで850メートル20分。さらに600メートル20分で不動大滝に到着します。
川を渡ったり急斜面等もあるので滑りにくい防水性のある靴や虫さされや枝などでのケガを防ぐために長袖・長ズボン等の装備が必要です。群馬県指定名勝。
月田近戸神社の秋季祭は「月田のささら」と呼ばれています。群馬県指定無形民族文化財に指定されています。見所は、獅子舞です(「ささら」は、神社に奉納される獅子舞に由来)。2日目に行われる「獅子楽師」は、1頭の雌獅子を2頭の雄獅子が奪い合う、力強くて勢いのある獅子舞です。この獅子舞は約600年の歴史がある伝統芸能です。
毎年8月最終の土曜日に「宵祭り」、翌日曜日に「例大祭」が開催されます。例大祭当日に行われる「お川降り神事」はその昔、上流の親神が祭事の無事終了を下流の子神に知らせるために、祭事に使った濁り酒を川に流したという故事にならったものです。粕川温泉元気ランド西の外宮で濁り酒を流す「お川降り神事」が、粕の流れる川ということで『旧・粕川村』の名前の由来となっているそうです。