赤城温泉郷は、上毛三山のひとつ赤城山の南麓、
標高700から900mに位置し、赤城温泉・忠治温泉・滝沢温泉の5件の小さな宿の集まりです。
古来より「赤城山に霊泉あり、傷病の禽獣集まる」とその効能が紹介されており“上州の薬湯“として、湯守衆により今に伝えている小さな温泉郷。
山々に囲まれた小さな宿は、赤城山の大自然に抱かれ四季折々の景観と移り変わりが楽しめます。
赤城温泉は、「カルシウム・ナトリウム・マグネシウム炭酸水素塩温泉」 炭酸の強い天然温泉です。
およそ50年前の雨水が地中に滲み込んで、自然湧出しております。
効能は、神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・冷え性・病後回復期・疲労回復・傷・皮膚病・・便秘・肝臓病・動脈硬化・貧血・リュウマチとされており、主成分である炭酸ガスの効果により、体内に入り込む炭酸ガスを身体が排出しようとする為、代謝を良くし、その効能により若返りや免疫効果につながり健康促進にとても効果的とされております。美肌を作るうえでも代謝を施し、大変すばらしいと評価されております。
※泉質は各温泉・旅館により多少異なります。
開湯伝承は諸説ありますが、赤城温泉(以前は湯之澤温泉)の守護仏「薬師尊石像」には応仁元年(1467)の作との記載があり、伝わる書物には、元禄二年(1689)前橋藩主・酒井雅楽頭が『諸人人助けのため』として湯小屋を作らせた。」とあります。
また、新田義貞入湯とも伝えられている歴史ある温泉を湯守衆が今に伝えております。